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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻10号

1984年10月発行

文献概要

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海外文献紹介「食道静脈瘤硬化療法:1週間隔法と3週間隔法の比較検討」

著者: 種広健治1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.1125 - P.1125

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 Injection sclerotherapy for oesophageal varices: a prospective randomised trial of different treatment schedules: D Westaby, WM Melia, et al(Gut 25: 129-132, 1984)

 食道静脈瘤硬化療法を繰り返す揚合,著者らは3週間隔法を提唱したが,もっと短い間隔で施行し,静脈瘤の早期消失が認められたとの報告がある.もしそうならば治療中の再出血の頻度を減らすことができるかもしれない.しかし一方,著者らの経験からは,硬化療法の間隔があまり短いと静脈瘤を覆う粘膜の潰瘍が高頻度に生ずる可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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