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文献概要
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海外文献紹介「食道静脈瘤硬化療法:1週間隔法と3週間隔法の比較検討」
著者: 種広健治1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.1125 - P.1125
文献購入ページに移動 Injection sclerotherapy for oesophageal varices: a prospective randomised trial of different treatment schedules: D Westaby, WM Melia, et al(Gut 25: 129-132, 1984)
食道静脈瘤硬化療法を繰り返す揚合,著者らは3週間隔法を提唱したが,もっと短い間隔で施行し,静脈瘤の早期消失が認められたとの報告がある.もしそうならば治療中の再出血の頻度を減らすことができるかもしれない.しかし一方,著者らの経験からは,硬化療法の間隔があまり短いと静脈瘤を覆う粘膜の潰瘍が高頻度に生ずる可能性がある.
食道静脈瘤硬化療法を繰り返す揚合,著者らは3週間隔法を提唱したが,もっと短い間隔で施行し,静脈瘤の早期消失が認められたとの報告がある.もしそうならば治療中の再出血の頻度を減らすことができるかもしれない.しかし一方,著者らの経験からは,硬化療法の間隔があまり短いと静脈瘤を覆う粘膜の潰瘍が高頻度に生ずる可能性がある.
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