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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻10号

1984年10月発行

文献概要

今月の主題 胃生検の問題点 座談会

胃生検のGroup分類をめぐって

著者: 中村恭一1 渡辺英伸2 高見元敞3 八尾恒良4 奥田茂5 多賀須幸男6 高木国夫7 望月孝規7

所属機関: 1筑波大学・基礎医学系病理 2新潟大学・第1病理 3市立豊中病院・外科 4福岡大学・第1内科 5大阪府立成人病センター・消化器内科 6関東逓信病院消化器内科 7癌研附属病院・外科

ページ範囲:P.1126 - P.1138

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 高木(司会) 1971年に胃生検のGroup分類が作られて約10年経ち,その間の問題点を踏まえて,今回Group分類の改正案ができました*.どういう点の改正かを含めて,問題点を忌憚なく検討していただきたいと思います.

異型とは何か

 初めにGroupⅡについて,改正前は“軽度の異型を示す良性病変”という表現になっていたのが,今回は“異型を示すが良性と判定される病変”という言葉に変わって,“軽度の異型”の“軽度”という言葉が省かれた点について病理の先生からお話しいただけますか.この“軽度の”が除かれたことが,後でGroupⅢに関しての混乱の1つの原因にもなってくると思われますので.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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