文献詳細
文献概要
学会印象記
イタリア国際胃癌会議に参加して
著者: 春日井達造1
所属機関: 1愛知県がんセンター
ページ範囲:P.1154 - P.1154
文献購入ページに移動 1984年7月,イタリアのボローニア市において開催された国際胃癌会議に参加する機会を持ったので一,二感想を述べてみたい.
ボローニア市はイタリア中北部の古い歴史を持った大学都市で,ボローニア大学は世界最古の大学として良く知られている.会議は7月12,13日の両日,Barbara教授(内科),Gozzetti教授(外科),Mancini教授(病理)がpresidential comitteeを組織,病理のGrigioni教授と内科のMiglioli教授らがsecretariatとして,ボローニア大学主催で大学病院の消化器科の講堂において開催された.“胃病理の諸問題に関する国際会議――ディスプレジア,潰瘍,早期胃癌――イタリアと日本における経験”と題する会議で,胃癌の病理,疫学,病態生理,診断治療,および胃癌・胃潰瘍の鑑別という広い範囲にわたり講演,研究発表,討議が行われ,イタリア全土の大学,病院,研究所から第一線の研究者が100余名参加,わが国からは愛知県がんセンターの長与所長と私,外科は順天堂大城所教授が招聘された.
ボローニア市はイタリア中北部の古い歴史を持った大学都市で,ボローニア大学は世界最古の大学として良く知られている.会議は7月12,13日の両日,Barbara教授(内科),Gozzetti教授(外科),Mancini教授(病理)がpresidential comitteeを組織,病理のGrigioni教授と内科のMiglioli教授らがsecretariatとして,ボローニア大学主催で大学病院の消化器科の講堂において開催された.“胃病理の諸問題に関する国際会議――ディスプレジア,潰瘍,早期胃癌――イタリアと日本における経験”と題する会議で,胃癌の病理,疫学,病態生理,診断治療,および胃癌・胃潰瘍の鑑別という広い範囲にわたり講演,研究発表,討議が行われ,イタリア全土の大学,病院,研究所から第一線の研究者が100余名参加,わが国からは愛知県がんセンターの長与所長と私,外科は順天堂大城所教授が招聘された.
掲載誌情報