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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻12号

1984年12月発行

今月の主題 消化管癌の診断におけるUS・CTの役割

主題

CTによる結腸・直腸癌のstage診断

著者: 堀雅晴1 渡辺進1 松原敏樹1 池田孝明1 梶谷鐶1

所属機関: 1癌研究会付属病院外科

ページ範囲:P.1321 - P.1326

文献概要

要旨 結腸・直腸癌患者の術前CT検査を80例に行った.腫瘍描出率は91.3%であった。結腸癌深達度の正診率は50%,直腸癌深達度の正診率は66.7%であった.直腸癌近接リンパ節では,その大きさが1~1.5cm未満では55.6%が,1.5cm以上では100%が組織学的にリンパ節転移陽性であった.側方リンパ節では転移陽性の80%が正診であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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