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今月の主題 消化管癌の診断におけるUS・CTの役割 座談会
消化管癌の診断におけるUS・CTの役割
著者: 福田守道1 安田健治朗2 坂口正剛3 松江寛人4 兵頭春夫5 板井悠二6 中澤三郎7 丸山雅一8
所属機関: 1札幌医科大学・検査診断部 2京都第二赤十字病院・消化器科 3福岡大学・第1内科 4国立がんセンター・放射線診断部 5獨協医科大学・放射線科 6東京大学・放射線科 7名古屋大学・第2内科 8癌研付属病院・内科
ページ範囲:P.1328 - P.1340
文献購入ページに移動ただ,USは肝臓や膵臓に対しては非常に強い力を発揮したのですが,惜しむらくは,消化管はガスや腹壁の厚さに問題があり,CTについても,USと違って任意の断層面がなかなか撮りにくいという弱点があり,なかなか消化管に対するアプローチができなかった.それが最近になって上部消化管,あるいは下部消化管でもかなり良い診断法であり,特に癌の診断はかなりよろしいということになってきまして,従来の欠点がいつのまにかなくなってしまった感じさえするようになってきました.
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