文献詳細
追悼
文献概要
相馬智教授は,改めて述べるまでもなく,わが国の消化器外科学,消化器内視鏡学において,最も指導的な役割を果たしていた研究者であった.彼の油の乗り切った活躍は,常に多くの学究が注目するところであった.
ところが,1984年9月26日,まだ54歳という働き盛りで,胃癌再発ということもあったが,肝硬変による食道静脈瘤の破裂のため,数多くの未完の業績を残したまま,急逝してしまった.彼の生涯はあまりにも短きに失した.彼の業績については,いずれ業績集もまとめられると思うので,ここでは省略するが,1986年春の日本消化器内視鏡学会会長に決定していた彼としては,おそらく,この総会をその人生の総決算とする覚悟をもって,ひそかに準備を進めていたに違いない.晴れの学会を迎えないまま病いで倒れてしまったことを,学会ならびに「胃と腸」関係者一同心から残念に思っている.
ところが,1984年9月26日,まだ54歳という働き盛りで,胃癌再発ということもあったが,肝硬変による食道静脈瘤の破裂のため,数多くの未完の業績を残したまま,急逝してしまった.彼の生涯はあまりにも短きに失した.彼の業績については,いずれ業績集もまとめられると思うので,ここでは省略するが,1986年春の日本消化器内視鏡学会会長に決定していた彼としては,おそらく,この総会をその人生の総決算とする覚悟をもって,ひそかに準備を進めていたに違いない.晴れの学会を迎えないまま病いで倒れてしまったことを,学会ならびに「胃と腸」関係者一同心から残念に思っている.
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