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学会印象記
第26回日本消化器内視鏡学会総会―膵・胆を中心に
著者: 小野美貴子1
所属機関: 1杏林大学第1外科
ページ範囲:P.226 - P.226
文献購入ページに移動まず初日のワークショップ“内視鏡的biliary drainage”は,同法が閉塞性黄疸に対する内視鏡的治療法として脚光を浴びている今,誠にタイムリーな話題として多くの聴衆を動員した.胆道スコープを用いる経皮的アプローチと十二指腸スコープを用いる経乳頭的アプローチの双方の手技が映画で示され,各自の使用するチューブ類の入手先や価格が呈示されるなど,本法の普遍化に重きを置いた展開であった.黄疸の治療に対する本法の位置づけは,その一般論が示されたが,外科的減黄術との兼ね合いは今後の問題として残された.
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