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文献概要
今月の主題 肝内結石症―最近の知見をめぐって 序説
“肝内結石症”特集に当たって
著者: 相馬智1
所属機関: 1杏林大学医学部第1外科
ページ範囲:P.369 - P.370
文献購入ページに移動 肝内結石症は,統計上,胆石症全体のわずか4~8%を占めるにすぎない.
しかし現在肝内結石症は診断・治療のうえで関心が持たれ,研究者にとって大きな課題となっていると言えよう.それは肝内結石症が1回の手術で根治させることが難しく,ときに難治性で予後も不良なためである.
肝内結石症は欧米に少なく,東洋に多いとされている.特に中国,日本に多い.疫学的なことは正確には把握されていない.今後の大きな課題と言えよう.
しかし現在肝内結石症は診断・治療のうえで関心が持たれ,研究者にとって大きな課題となっていると言えよう.それは肝内結石症が1回の手術で根治させることが難しく,ときに難治性で予後も不良なためである.
肝内結石症は欧米に少なく,東洋に多いとされている.特に中国,日本に多い.疫学的なことは正確には把握されていない.今後の大きな課題と言えよう.
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