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書評「新臨床X線診断学」
著者: 片山仁1
所属機関: 1順天堂大学
ページ範囲:P.380 - P.380
文献購入ページに移動 本書編集者の大澤 忠教授は,昭和30年以降のわが国の放射線診断学発展の牽引車となった方である.まだ米国留学がそれほど容易ではなかった時代にいち早くエール大学に留学,いわゆるgeneral radiologyの研讃をされた.
著者の平敷淳子,古瀬 信,土井 修,竹川鉦一,平松慶博の各先生は年代的にみて大澤教授に続いた放射線診断学の先兵で,今やわが国の放射線診断学のリーダーシップをとっている方々ばかりである.本書の内容を見て随所に新鮮さを感じるのも,こういった好影響のためであろう.その一方で,本書には新しい画像診断時代にあくまで従来からのX線診断を基盤として新しい画像診断を加味された編集の基本方針が見事に貫かれている.
著者の平敷淳子,古瀬 信,土井 修,竹川鉦一,平松慶博の各先生は年代的にみて大澤教授に続いた放射線診断学の先兵で,今やわが国の放射線診断学のリーダーシップをとっている方々ばかりである.本書の内容を見て随所に新鮮さを感じるのも,こういった好影響のためであろう.その一方で,本書には新しい画像診断時代にあくまで従来からのX線診断を基盤として新しい画像診断を加味された編集の基本方針が見事に貫かれている.
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