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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻4号

1984年04月発行

文献概要

今月の主題 肝内結石症―最近の知見をめぐって 主題

肝内結石症の診断

著者: 木村邦夫1 大藤正雄1 松谷正一1 梶川工1 土屋幸浩1 税所宏光1 守田政彦1 江原正明1

所属機関: 1千葉大学医学部第1内科

ページ範囲:P.387 - P.397

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要旨 従来診断が困難であった肝内結石症がPTCあるいはERCにより確実に診断されるようになったが,超音波電子スキャンの臨床応用により診断が更に確実となった.なおまた超音波映像下PTCにより精細な病態診断が可能となった.肝内結石症は原発性と続発性に型別され,原発性は更に主肝管型と臨床所見の軽微な末梢肝管型に分類されることが超音波電子スキャンの応用により明らかとなった.これら診断法の進歩により肝内結石症の成因,病態に新しい知見が加えられ,治療についての考え方にも今後検討すべき問題が提起されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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