文献詳細
文献概要
Refresher Course・4
この症例にみる診断過程のポイント
著者: 馬場保昌1 川野芳郎1
所属機関: 1癌研内科
ページ範囲:P.473 - P.476
文献購入ページに移動□患 者:61歳男性.
□主 訴:特になし.
〔初回X線所見〕(背臥位二重造影・Fig. 1)過伸展気味の二重造影写真である.胃角部後壁に小さな不整形の陰影斑とわずかな胃小区様模様の乱れが認められる(矢印部).しかし,この所見だけでは性状診断は難しい.病変部が椎骨と重なっているため病変の把握が十分できない.
□主 訴:特になし.
〔初回X線所見〕(背臥位二重造影・Fig. 1)過伸展気味の二重造影写真である.胃角部後壁に小さな不整形の陰影斑とわずかな胃小区様模様の乱れが認められる(矢印部).しかし,この所見だけでは性状診断は難しい.病変部が椎骨と重なっているため病変の把握が十分できない.
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