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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻5号

1984年05月発行

文献概要

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海外文献紹介「切除断端におけるCrohn病病変のCrohn病の経過に及ぼす影響」

著者: 松浦昭1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.553 - P.553

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 The influence of disease at the margin of resection on the outcome of Crohn's disease: R Heuman, B Boeryd, T Bolin, et al(Br J Surg 70; 519-521,1983)

 Crohn病患者は経過中に1度や2度ならず手術を受ける.術後再発が高率であることが知られ,最近の報告では,5年で30%,10年で50%の再発率であった.再発を減少させる目的で,肉眼的正常部分を広範囲に切除することが推奨されてきた.術中に凍結切片を作製し,顕微鏡的病変も切除範囲に入れる外科医もいるが,顕微鏡的病変をも残さないことが,Crohn病再発を減少させるかどうかは今なお不明である.著者らはこの点について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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