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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻6号

1984年06月発行

文献概要

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海外文献紹介「肝炎の併発はCrohn病の経過に有益な効果を与えるか?」

著者: 松浦昭1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.694 - P.694

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 Does intercurrent hepatitis have a beneficial effect on the course of Crohn's disease?: G Vantrappen, G Coremans, J Janssens, et al(Gastroenterology 84: 843-845,1983)

 著者らはウイルス性肝炎併発後,すべての臨床症状が緩解した重症な小腸大腸型のCrohn病に遭遇した.ベルギーのLeuven大学病院で4年間に経験した235人のCrohn病をreviewしたところ,3人が急性肝炎を併発していた.これら4症例を対象に,肝炎の併発がCrohn病の経過に有益な効果を与えるか否か臨床,X線的および内視鏡的に検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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