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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻7号

1984年07月発行

Refresher Course・6

この症例にみる診断過程のポイント

著者: 馬場保昌1 川野芳朗1

所属機関: 1癌研内科

ページ範囲:P.831 - P.834

文献概要

口〔症例1〕(Fig. 1a,2a,3a)46歳,男性.主訴:心窩部痛(松本医院,埼玉).

口〔症例2〕(Fig. 1b,2b,3b)55歳,男性.主訴:心窩部痛(三軒茶屋クリニック,東京都世田谷)・

口〔症例3〕(Fig. 1c,2c,3c)48歳,男性.主訴.空腹時心窩部痛(木下医院,東京都東長崎).

口〔症例4〕(Fig. 1,2d,3d)38歳,男性.主訴:吐血(本院),

 〔初回X線所見〕(Fig. 1a~d)4枚の写真は,精密X線検査の2週間から2カ月半前に撮影されたものである(Fig. 1a~cは他院で撮影).いずれも不規則な形のニッシェが認められ,ニッシェ周囲(矢印の部)には不整な淡い陰影斑が認められる.Fig. 1c〔症例3〕をⅢ~Ⅲ+Ⅱcと診断するのは難しいかもしれないが,Fig. 1a,b,d〔症例1,2,4〕はⅢ+Ⅱc~Ⅱc+Ⅲと診断できそうである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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