文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「非A非B型輸血後肝炎後の原発性肝細胞癌」
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.772 - P.772
文献購入ページに移動 Primary hepatocellular carcinoma following non-A, non-B, posttransfusion hepatitis: RH Resnick, K Stone, D Antonioli (Dig Dis Sci 28: 908-911, 1983)
原発性肝細胞癌(PHC)とB型肝炎ウイルスの感染との関連は周知のごとくである.米国のある研究では,PHCの約1/4はB型肝炎ウイルス(HBV)との関連を認めず,他のウイルスが関係するだろうと言われている.そこで著者らは,非A非B型の輸血後肝炎の患者で,後にPHCに進展した例を報告している.
原発性肝細胞癌(PHC)とB型肝炎ウイルスの感染との関連は周知のごとくである.米国のある研究では,PHCの約1/4はB型肝炎ウイルス(HBV)との関連を認めず,他のウイルスが関係するだろうと言われている.そこで著者らは,非A非B型の輸血後肝炎の患者で,後にPHCに進展した例を報告している.
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