icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻8号

1984年08月発行

--------------------

海外文献紹介「小児におけるBarrett食道:慢性胃食道逆流ゆえの結果」 フリーアクセス

著者: 伊藤克昭1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.871 - P.871

文献概要

 Barrett's esophagus in children: A consequence of chronic gastroesophageal refiux. BB Dahms, FC Rothstein(Gastroenterology 86: 318-323, 1984)

 成人におけるBarrett食道が胃食道逆流(以下GER)に起因する後天性疾患であることは周知のごとくであるが,パレット食道が小児に存在した場合は,小児期にもGERがしばしば認められるという事実にもかかわらず,むしろ先天性の異常とみなされている.著者らは19歳以下の患者で,GERが疑われ検査が施行された103例のうち13例(13%)にBarrett食道を認めたと報告し,その成因は先天性でなくGERによると示唆している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら