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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻9号

1984年09月発行

今月の主題 胃潰瘍の治癒判定

主題

胃潰瘍の経過と胃液分泌機能―心理的背景との関連も含めて

著者: 川井啓市1 藤田きみえ1 三崎文夫1 井ノ口秀人1 白川和夫1 藤本荘太郎1

所属機関: 1京都府立医科大学公衆衛生学

ページ範囲:P.1011 - P.1017

文献概要

要旨 酸分泌およびその背景としての心理的側面をMMPI,MASを応用して胃潰瘍の経過を十二指腸潰瘍の経過と比較のうえで明らかにした.その結果非再発性胃潰瘍では酸分泌,殊にMAOが治療によって低下するのに対して再発性胃潰瘍では変化せず,この群のMMPI,MASは対照群と比較して異常値を示すものが多くみられることを明らかにした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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