文献詳細
文献概要
今月の主題 慢性胃炎2 症例
長期間経過を追求しえた早期胃癌の1例
著者: 梅田典嗣1
所属機関: 1東京大学医学部吉利内科
ページ範囲:P.1421 - P.1425
文献購入ページに移動Ⅰ.まえがき
胃癌の発育に関しては,従来多くの報告があるが,いずれも満足すべきものではなく,今後の検索が待たれる分野である.
近年胃内視鏡とくに胃カメラ,胃ファイバーカメラのように記録性を持った器械の開発普及が進むにつれ,胃癌が発見された際に,それ以前に撮影してあったフィルムを検討することにより,前には発見できなかった微細な胃癌像が分るようになった.これにより診断能の向上が期待されるとともに,胃癌の発育形式が内視鏡的に次第に明らかになり,胃癌の発育形式が確立されるのも近いものと期待される.
胃癌の発育に関しては,従来多くの報告があるが,いずれも満足すべきものではなく,今後の検索が待たれる分野である.
近年胃内視鏡とくに胃カメラ,胃ファイバーカメラのように記録性を持った器械の開発普及が進むにつれ,胃癌が発見された際に,それ以前に撮影してあったフィルムを検討することにより,前には発見できなかった微細な胃癌像が分るようになった.これにより診断能の向上が期待されるとともに,胃癌の発育形式が内視鏡的に次第に明らかになり,胃癌の発育形式が確立されるのも近いものと期待される.
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