文献詳細
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質疑応答
著者: 村上忠重1 綿貫重雄2 佐藤博3 春日井達造4
所属機関: 1昭和大外科 2千葉大外科 3千葉大外科 4愛知がんセンター内科
ページ範囲:P.564 - P.566
文献概要
聖城型の早期癌という語を聞いたのですが,どういう意味でしょうか.簡単にご教示下さい.(京都K.H.)
答え
潰瘍瘢痕癌(潰瘍の治ったあとから生じたと判定される癌)の一型として,聖域型とでも呼んだら丁度ふさわしいものがあるという考えを,実は村上が昭和41年度の日本病理学会総会の席上で述べました.聖域型の早期胃癌といういい廻しをしたわけではありません.
掲載誌情報