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文献詳細

雑誌文献

胃と腸2巻8号

1967年08月発行

文献概要

今月の主題 難治性胃潰瘍 綜説

外科からみた難治性胃潰瘍

著者: 大井実1 伊藤庸二1 熊谷文弥1 吉田完1 田中直樹1 吉川圭一1 三穂乙実1 貴島政邑1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学大井外科

ページ範囲:P.1035 - P.1042

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 本文は,著者らの一人,大井が第17回日本医学会総会のシンポジウム主題39での講演原稿に加筆したものである.ただし加筆の大部分は,ⅠおよびⅡの項にあてられている.

 全文を読んでいただけばわかると思うが,そのときのシンポジウムは“難治性胃潰瘍”という題目であったので,Ⅰ,Ⅱは実は次のⅢにつながる前提にすぎなかったのである.しかもⅠ,Ⅱについては,その要旨をすでに何度か発表したことでもあるので,この講演では説明をできるだけ簡賂化し,ときには省略したところも少なくなかった.ところが意外にも,その席上,われわれはⅠ,Ⅱの趣旨が余りよく理解されていないのを痛感した.このような状態では,せっかく本誌に執筆の依頼をうけても,読者各位のご理解が得られなくてはと思いなおし,とくにⅠ,Ⅱに加筆の重点をおいた次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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