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文献詳細

雑誌文献

胃と腸2巻9号

1967年09月発行

今月の主題 胃の多発性潰瘍

座談会

胃の多発性潰瘍

著者: 芦沢真六1 岡部治弥2 五ノ井哲朗3 堀越寛4 福本四郎5 金子栄蔵6 村島義男7 西沢護8 上野恒太郎9

所属機関: 1東京医大内科 2九大 勝木内科 3福島医大若林内科 4国立がんセンター集検部 5上石見病院内科 6東大 吉利内科 7北農病院 内科 8千葉大三輪内科 9東北大 山形内科

ページ範囲:P.1202 - P.1219

文献概要

 芦沢(司会) 本日のテーマは胃の多発性潰瘍ということです.胃の多発性潰瘍といってもその定義はまだはっきりしておりません.したがって今日のお話の中からその大体の姿でも浮き彫りになってくればと思います.

 最初には最も臨床的に役に立つようなことを中心として,とにかく胃に2つ以上の潰瘍のあるもの,それも最初はわかりやすくopenの潰瘍が2つ以上あるものの診断から話をだんだん進めていきます.まず2つ以上といっても,2つのものと3つ以上あるものとでは,診断は別と考えていいんじゃないかと思いますので取りあえず2つのopenの潰瘍から話を始めます.この場合も対称性にある場合と,そうでない場合とがあるわけですが,まず最もやさしい対称性のkissing ulcerから話を始めていきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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