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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻1号

1985年01月発行

文献概要

今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―早期胃癌を中心として 序説

早期胃癌診断学の進歩と「胃と腸」

著者: 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.14 - P.15

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 21世紀まで,あと何年と数えるようになった1985年の今日,19世紀の“世紀末”と言われたときと同じように,時代は完全に激動の時期に突入した.しかも,変化の振幅はより一層大きい.もろもろの価値感の動揺も著しい.そして,われわれは来るべき新しい時代の様相を,正確に知ることは全くできない,どうやら,混沌のままで,新しい世紀に入り込みそうである.

 もっとも,現代を表現する言葉だけは,むしろ過剰とも言えるぐらいある.そして,それらの言葉は,すこし使い古されると,すぐ新鮮味を失ってしまって,新しい用語が登場し,もてはやされる.いわく,脱工業化社会,不確実性時代,情報化社会,ニューメディア時代などなど.新語辞典を見れば,いくらでも出てきそうである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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