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文献概要
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海外文献紹介「慢性胃食道逆流の組織学的評価:生検法と診断基準の評価」
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.70 - P.70
文献購入ページに移動 Histologic evaluation of chronic gastroesophageal reflux: An evaluation of biopsy methods and diagnostic criteria: Knuff TE, Benjamin SB, Worsham F, et al (Dig Dis Sci 29: 194-201, 1984)
胃食道逆流の有症状患者の60%までが,内視鏡的に食道粘膜は正常と言われている.同様に食道の充血所見は,多くの患者でみられるが,非特異的で必ずしも組織学的な食道炎との相関を示さない.1970年lsmail-Beigiにより食道炎の組織学的診断基準が提示された.この診断基準は,punch biopsy(つまみ生検,以下PBと略す)に応用されうるか,あるいはsuction biopsy(吸引生検,以下SBと略す)にのみに適用されるのか,今なお議論が多い.
胃食道逆流の有症状患者の60%までが,内視鏡的に食道粘膜は正常と言われている.同様に食道の充血所見は,多くの患者でみられるが,非特異的で必ずしも組織学的な食道炎との相関を示さない.1970年lsmail-Beigiにより食道炎の組織学的診断基準が提示された.この診断基準は,punch biopsy(つまみ生検,以下PBと略す)に応用されうるか,あるいはsuction biopsy(吸引生検,以下SBと略す)にのみに適用されるのか,今なお議論が多い.
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