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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻11号

1985年11月発行

文献概要

今月の主題 内視鏡的乳頭括約筋切開術の長期成績 座談会

内視鏡的乳頭括約筋切開術の長期成績

著者: 小野美貴子1 税所宏光2 富士匡3 大泉晴史4 服部正裕5 高木国夫6

所属機関: 1杏林大学・第1外科 2千葉大学・第1内科 3山口大学・第1内科 4山形県立中央病院・内科 5熊本地域医療センター・内視鏡科 6癌研究会付属病院・外科

ページ範囲:P.1222 - P.1234

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 高木(司会) 内視鏡的乳頭括約筋切開術(以下EST)は,内視鏡的逆行性膵胆管造影(以下ERCP)が1969年に始まって4年後の1973年に相馬智先生(元杏林大学第1外科),川井啓市先生(京都府立医科大学公衆衛生),Classen先生たちが始められたわけで,今日も本来はそのパイオニアの相馬先生に司会をしていただくのが筋道ですが,残念ながら相馬先生は1984年9月亡くなられました.ここで相馬先生の御冥福をお祈りして黙濤を捧げたいと思います.

 さて,ESTのパイオニアの先生方が12~13年前に一生懸命されたころから,10年以上経ったところで,EST後の長期成績が問題になって,今回の主題になったわけですが,これを言い出されたのはやはり相馬先生です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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