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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻11号

1985年11月発行

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編集後記 フリーアクセス

著者: 池田靖洋

ページ範囲:P.1264 - P.1264

文献概要

 本号の編集会議の席に,相馬智教授のお姿がみえないのが誠に寂しかった.改めて心から先生の御冥福をお祈りいたしたい.

 ようやく長期成績を検討できる時期になった.会議の席上,本邦の集計成績よりも,個々の施設のきめ細かなfollow-up studyの成績を知りたいと提言したところ,小生も主題の1つを仰せつかった.藤本氏,藤田氏,小生の長期成績,それから高木氏司会の座談会を通じて,結石再発や胆囊無石・有石例の予後に多くの共通点が見出された.一方,ビ系石の成因論にもかかわる大きな課題も残された.川井氏は本法評価時の問題点に言及され,藤田氏はESTの近年の展開につき述べられた.田中氏の外科的乳頭切開術後16年目の再発例は,EST後例に,より長期follow-upの必要性を示唆するものであろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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