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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻12号

1985年12月発行

今月の主題 食道癌の早期診断

主題

食道粘膜下層癌の臨床診断

著者: 植松貞夫1 宇野公一1 岡田淳一1 磯野可一2

所属機関: 1千葉大学医学部中央放射線部 2千葉大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1331 - P.1337

文献概要

要旨 sm食道癌のX線診断は至適な体位で二重造影法を巧みに利用してタイミングよく撮影すれば可能である.しかしsm食道癌のみならずep,mm食道癌の診断もX線学的に解決して食道癌の予後を良好にしなければならない.ep,mm,sm食道癌のX線所見の型分類は,X線所見だけでなく,肉眼所見,組織所見,予後などを反映させる分類が望ましい.この問題を解決したX線型分類として隆起,平坦,陥凹,混合型の4型に分類し,臨床上非常に有用であると考えられたので,実例を加えて報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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