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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻2号

1985年02月発行

今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―良性疾患を中心として

主題

胃の潰瘍・ポリープ・慢性胃炎の病理―その歩み,展望,そして問題点

著者: 中村恭一1

所属機関: 1筑波大学基礎医学系病理

ページ範囲:P.177 - P.182

文献概要

要旨 過去約20年間の胃の潰瘍・ポリープ・慢性胃炎の病理学的なことに関する歩みとして,潰瘍(潰瘍の分類,潰瘍の良性悪性サイクル,潰瘍と癌の因果律),ポリープ(肉眼分類,組織発生,分化型癌との鑑別診断),そして慢性胃炎(切除標本の腸上皮化生染色,腸上皮化生の分類,腸上皮化生の程度と年齢・性との関係)を概観した.そして,展望・問題点については,胃底腺粘膜におけるUl-Ⅰの診断,異型度の客観化,および腸上皮化生の原因を挙げた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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