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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻3号

1985年03月発行

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海外文献紹介「アルコール摂取と癌に関するProspectiveな研究」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内

ページ範囲:P.262 - P.262

文献概要

 Prospective study of alcohol consumption and cancer: Pollack ES, Nomura AMY, Heilbrum LK, et al (N Engl J Med 310: 617-620, 1984)

 一般にアルコール摂取は口腔,咽頭,喉頭,食道の癌の危険を増すと考えられてきた.一方,アルコールと結腸,直腸,肺の癌との関連は定説がなく,種々の意見がある.結腸・直腸癌はビールの消費と正の相関ありとするもの,ないとするもの,アルコール摂取がむしろ防御効果ありとするものなど様々である.また,アルコールと肺癌の関係を調べた研究では,あいまいな結論に終わっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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