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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻4号

1985年04月発行

消化器診断入門Ⅱ

下部消化管

著者: 岡部治弥1 小林世美2 小林茂雄3 田島強4 多田正大5 丸山雅一6 渡辺英伸7

所属機関: 1北里大学内科 2愛知県がんセンター第1内科 3順天堂大学消化器内科 4都立駒込病院内視鏡科 5京都第一赤十字病院第2内科 6癌研究会附属病院内科 7新潟大学第1病理

ページ範囲:P.451 - P.457

文献概要

病理

質問 ポリペクトミーの病理切片作製のとき,うまく茎が出た標本が作れないときがありますが,どのようにしたらよいでしょうか.

 渡辺 ポリペクトミー材料の茎がよくわかるようにして,ホルマリン固定してください.短茎で茎が細い場合はFig. 1aのようにして,茎が太い場合はFig. 1bのようにして切り出すのが良いと思います.短茎,長茎や茎の太さに関係なく,茎の中心でポリープを垂直方向に切らないことが大切です.なぜならパラフィンブロックを荒削りするときに1mmぐらいブロックを切り込むことがあるからです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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