文献詳細
消化器診断入門Ⅱ
下部消化管
著者: 岡部治弥1 小林世美2 小林茂雄3 田島強4 多田正大5 丸山雅一6 渡辺英伸7
所属機関: 1北里大学内科 2愛知県がんセンター第1内科 3順天堂大学消化器内科 4都立駒込病院内視鏡科 5京都第一赤十字病院第2内科 6癌研究会附属病院内科 7新潟大学第1病理
ページ範囲:P.565 - P.572
文献概要
質問 ルーチンの注腸検査の撮影方法,注腸の際ルーチンに圧迫する場所など具体的に教えてください.
丸山 原則として私は分節的に取り分けていくという方針です.大きなフィルムで全体を撮る方法はしません.同じ部位,例えば,直腸,S状結腸,あるいは,下行結腸の半分ぐらいというように,各部位を2つないし3つぐらい合わせて,その1つの部位を違った体位で最小限2枚ないし3枚撮るというのを原則にしています.
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