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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻6号

1985年06月発行

文献概要

今月の主題 慢性胃炎をどう考えるか 主題

幽門洞胃炎を中心にした慢性胃炎の診断と評価

著者: 竜田正晴1 飯石浩康1 川本博司2 奥田茂2 谷口春生3

所属機関: 1大阪府立成人病センター研究所第2部 2大阪府立成人病センター病院第3内科 3大阪府立成人病センター研究所第8部

ページ範囲:P.595 - P.602

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要旨 中村のf-lineより幽門側にみられる萎縮性胃炎を“幽門洞胃炎”(antral gastritis)と定義し,加齢による幽門洞胃炎の進行と胃潰瘍,胃癌の発生との関連を検討した.幽門洞胃炎は体部胃炎に比し,高頻度かつ短時間の間に進行し,体部胃炎の拡大を引き起こすことを明らかにした.また幽門洞胃炎は胃潰瘍の発生と胃癌,特にその組織型に密接な関連を有することを示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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