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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻6号

1985年06月発行

文献概要

今月の主題 慢性胃炎をどう考えるか 主題

慢性胃炎の病態生理と内視鏡所見

著者: 岡崎幸紀1 多田正弘1 原田元1 有馬功三良1 嶋田正勝1 松田和也1 柳井秀雄1 斉藤満1 榊信廣1 小田原満1 飯田洋三1 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.603 - P.610

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要旨 慢性胃炎を,臨床診断学の立場から,胃粘膜の欠損と再生の病態像と考えた.この見地から,胃粘膜の萎縮性変化と表層性変化について,病態生理および内視鏡所見を検討した.特に,最近の研究から,胃粘膜の萎縮現界の進展,腸上皮化生,更に表層性変化の発赤についての成績を報告した.しかし,われわれの研究を含めて,慢性胃炎の内視鏡的診断学は,まだまだこれからの学問という感じがする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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