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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻6号

1985年06月発行

文献概要

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海外文献紹介「結腸癌と食事性脂肪,リン酸塩,カルシウム:1つの仮説」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.610 - P.610

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 Colon cancer and dietary fat, phosphate, and calcium: A hypothesis: Newmark HL, Wargovich MJ, Bruce WR (JNCI 72: 1323-1325, 1984)

 疫学的研究では,結腸癌の頻度が食事性脂肪の過剰摂取と関連があることが示された.実験的には,食事性脂肪は結腸癌の発癌因子というより,むしろ促進因子として作用することがわかった.促進因子としての過剰な食事性脂肪は,発癌物質に曝された腸細胞からの腫瘍の発生を促進する.そのメカニズムはよくわかっていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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