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Refresher Course・17
この症例にみる診断過程のポイント
著者: 伊東正一郎1 望月福治1
所属機関: 1仙台市医療センター内科
ページ範囲:P.805 - P.808
文献購入ページに移動□患 者:44歳,女性.
□主 訴:心窩部痛.
〔初回X線所見〕背臥位二重造影で胃体下部小彎は線のわすかな乱れと辺縁陥凹があり,平滑さを失っている.これに対応する小彎寄りの粘膜面は,十二指腸係蹄に一部重なるが,不正な小バリウム斑と周囲に比ぺ角張った大きなarea模様がみられそうである.性状診断までは困難であるが,陥凹性病変の存在が疑われる(Fig. 1).
□主 訴:心窩部痛.
〔初回X線所見〕背臥位二重造影で胃体下部小彎は線のわすかな乱れと辺縁陥凹があり,平滑さを失っている.これに対応する小彎寄りの粘膜面は,十二指腸係蹄に一部重なるが,不正な小バリウム斑と周囲に比ぺ角張った大きなarea模様がみられそうである.性状診断までは困難であるが,陥凹性病変の存在が疑われる(Fig. 1).
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