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文献詳細

雑誌文献

胃と腸20巻7号

1985年07月発行

文献概要

Refresher Course・17

この症例にみる診断過程のポイント

著者: 伊東正一郎1 望月福治1

所属機関: 1仙台市医療センター内科

ページ範囲:P.805 - P.808

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□患 者:44歳,女性.

□主 訴:心窩部痛.

〔初回X線所見〕背臥位二重造影で胃体下部小彎は線のわすかな乱れと辺縁陥凹があり,平滑さを失っている.これに対応する小彎寄りの粘膜面は,十二指腸係蹄に一部重なるが,不正な小バリウム斑と周囲に比ぺ角張った大きなarea模様がみられそうである.性状診断までは困難であるが,陥凹性病変の存在が疑われる(Fig. 1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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