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編集後記
著者: 古賀成昌
所属機関:
ページ範囲:P.932 - P.932
文献購入ページに移動 胃癌の発育・進展に関しては,これまでいろいろ活発な論議がなされてきたが,大腸癌に関するこの方面の問題については,必ずしも十分な論議はなかったように思われる.今回,本誌でこれらの問題が真正面から取り上げられたことは,この方面に関する研究推進の意味でも,その意義は極めて大きい.
大腸癌の組織発生について,adenomaから発生するものが多いのか,denovoに発生するものが多いのかは,極めて興味ある問題であるが,adenomaからの発生が多いというのが,従来からの大方の考え方ではなかったかと考える.しかし,この考え方に対し主題論文ではde novoに発生するものが多いことが主張されている.
大腸癌の組織発生について,adenomaから発生するものが多いのか,denovoに発生するものが多いのかは,極めて興味ある問題であるが,adenomaからの発生が多いというのが,従来からの大方の考え方ではなかったかと考える.しかし,この考え方に対し主題論文ではde novoに発生するものが多いことが主張されている.
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