文献詳細
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文献概要
Development of lymphoma in patients with Crohn disease: Glick SN, Teplick SK, Goodman LR, et al (Radiology 153: 337-339, 1984)
炎症性腸疾患とリンパ腫の関連は,癌との関連ほど明らかではない.しかし,原発性の大腸リンパ腫が潰瘍性大腸炎で26例報告されており,Crohn病でも13例のリンパ腫の発生が報告されている。著者らは,Crohn病で3例のリンパ腫を経験した.第1例は69歳の男性で,小腸Crohn病.十二指腸から近位小腸にかけてのlarge-cell(histiocytic)lymphomaの発生をみた.第2例は51歳の女性で,大腸Crohn病.直腸からS状結腸にかけてのlargecell(histiocytic)lymphomaの発生をみた.第3例は22歳の女性で,回腸末端から結腸にかけてのCrohn病.縦隔から鎖骨上窩にかけてのHodgkin病の発生をみた.
炎症性腸疾患とリンパ腫の関連は,癌との関連ほど明らかではない.しかし,原発性の大腸リンパ腫が潰瘍性大腸炎で26例報告されており,Crohn病でも13例のリンパ腫の発生が報告されている。著者らは,Crohn病で3例のリンパ腫を経験した.第1例は69歳の男性で,小腸Crohn病.十二指腸から近位小腸にかけてのlarge-cell(histiocytic)lymphomaの発生をみた.第2例は51歳の女性で,大腸Crohn病.直腸からS状結腸にかけてのlargecell(histiocytic)lymphomaの発生をみた.第3例は22歳の女性で,回腸末端から結腸にかけてのCrohn病.縦隔から鎖骨上窩にかけてのHodgkin病の発生をみた.
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