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文献詳細

雑誌文献

胃と腸21巻1号

1986年01月発行

文献概要

今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(1) 主題

消化管の二重造影法と病変のとらえ方―変形学による比較診断の展開と効果

著者: 白壁彦夫1 碓井芳樹1 根来孝1 大橋泰之1 梁承茂1 韓東植1 松川正明1 小林茂雄1 丸山俊秀1

所属機関: 1順天堂大学

ページ範囲:P.15 - P.25

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要旨 うまく二重造影すると,潰瘍性病変を変形でとらえるので,変形学が登場した.全体の変形は,胃,大腸など,それぞれに,また,局所の変形は全腸管に普遍的に使うことを,まず,述べた.そして,変形を使って検査,読影,診断するコツを全腸で比較した.更に,比較診断学の展開を虚血症候群について,X線所見の分析と総合の手法で行い,比較診断学の効果を述べた.二重造影法も,機能と二重造影のアベックの動きがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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