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文献概要
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海外文献紹介「食道炎と食道癌」
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.1164 - P.1164
文献購入ページに移動 Esophagitis and cancer of the esophagus: R. Kuylenstierna, E. Munck-Wikland (Cancer 56: 837-839, 1985)
種々な臓器で炎症と癌の関連が問題になっている.食道でも,アカラジアの患者で食道内容の停溜による慢性の粘膜刺激や,腐蝕性食道炎による狭窄が癌の発生に関連があると考えられている.食道炎の最も多い原因は,胃内容の食道への逆流であり,この研究は逆流性食道炎と食道癌の関連を明らかにすべく計画された.
種々な臓器で炎症と癌の関連が問題になっている.食道でも,アカラジアの患者で食道内容の停溜による慢性の粘膜刺激や,腐蝕性食道炎による狭窄が癌の発生に関連があると考えられている.食道炎の最も多い原因は,胃内容の食道への逆流であり,この研究は逆流性食道炎と食道癌の関連を明らかにすべく計画された.
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