文献詳細
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文献概要
医学書が世の中に氾濫している.たいていの本は目を通していったん本棚に入れると,もう二度と見ることなく,1~2年すると捨ててしまいたくなる本であることが多い.
ところがこの本は本棚にしまっておく本ではなくて,まさしく机の上に置いておくべき本と一言っても過言ではないであろう.とにかく使う本だと思う.箸者も述べているように,画像診断学ではなくて,学が抜けている.まずここにこの本の大きな意義がある.しかし,最初の基礎編は一応通読あるいは熟読しておく必要があるが,あとは必要な項をその都度見ればよい.あとでも述べるが,診断へのアプローチの項目の選び方は心憎いばかりに実際的で,的を射ている.
ところがこの本は本棚にしまっておく本ではなくて,まさしく机の上に置いておくべき本と一言っても過言ではないであろう.とにかく使う本だと思う.箸者も述べているように,画像診断学ではなくて,学が抜けている.まずここにこの本の大きな意義がある.しかし,最初の基礎編は一応通読あるいは熟読しておく必要があるが,あとは必要な項をその都度見ればよい.あとでも述べるが,診断へのアプローチの項目の選び方は心憎いばかりに実際的で,的を射ている.
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