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文献詳細

雑誌文献

胃と腸21巻2号

1986年02月発行

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海外文献紹介「上部消化管出血の原因としてのangiodysplasia」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.176 - P.176

文献概要

 Angiodysplasia as a cause of upper gastrointestinal bleeding:Clouse RE, Costigan DJ, Mills BA, et al(Arch Intern Med 145:458-461, 1985)

 胃と小腸の近位部分のangiodysplasiaは,近年上部消化管出血の原因として知られるようになった.同様な血管病変が結腸ではよく知られているが,これらの恐らく後天的と思われる異常の原因はわかっていない.大動脈弁疾患との関連が言われている.1981年までに報告された症例の15%で,大動脈弁疾患が合併していた.結腸の血管病変は,通常大動脈弁狭窄のある老人患者で発見されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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