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文献詳細

雑誌文献

胃と腸21巻7号

1986年07月発行

文献概要

Coffee Break

胃のホメオスターシス

著者: 小林絢三1

所属機関: 1大阪市立大学第3内科

ページ範囲:P.754 - P.754

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 生体には生命維持のため必然的とも言えるある機構を備えている.生体に対して少なくとも悪影響とも考えられる外的ならびに内的刺激に対して,生体側がそれに対応して,本来その個体が備えている営みを乱すことなく,生命活動を完全に遂行し維持していく機構である.この機構は疾病の治療に際してはそれを上手に利用すると,その治療効果の実を上げることができる.しかし,逆に,この事実を知らないと治療効果を上げるどころか悪化させることもありうる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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