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主題症例をみて
潰瘍性大腸炎に合併する癌の診断上の問題点
著者: 長廻紘1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター
ページ範囲:P.996 - P.999
文献購入ページに移動長期経過した潰瘍性大腸炎(UC)に癌やdysplasiaが高率に合併することは消化器病の診断に携わるものにとっては常識となっているが,目本では非常にまれということも不必要なまでに信じ込まれていた.(本号の企画に関しては時期尚早という声もなくはなかったが,日本での常識に挑戦しようとの意味で取り上げられた.)そういった日本ではまれという思い込みが無意識のうちに働いて,あまり突っ込んだ検討をすることの妨げになったのかもしれない.
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