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編集後記
著者: 喜納勇
所属機関:
ページ範囲:P.1042 - P.1042
文献購入ページに移動 潰瘍性大腸炎に長く罹患した患者さんに大腸癌が発生した症例の提示そのものが本号の主題である.
しかし,本邦におけるその症例数は驚くほど少ないと言わざるを得ない.今の状況で主題として取り上げることは時機尚早という意見も編集委員会ではあった.しかし,潰瘍性大腸炎の内科的治療が主流となって何年にもなり,近い将来これらの症例から率は低いにせよ(欧米でも約3%)癌が発生するはずなのである.
しかし,本邦におけるその症例数は驚くほど少ないと言わざるを得ない.今の状況で主題として取り上げることは時機尚早という意見も編集委員会ではあった.しかし,潰瘍性大腸炎の内科的治療が主流となって何年にもなり,近い将来これらの症例から率は低いにせよ(欧米でも約3%)癌が発生するはずなのである.
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