icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸21巻9号

1986年09月発行

文献概要

--------------------

編集後記

著者: 喜納勇

所属機関:

ページ範囲:P.1042 - P.1042

文献購入ページに移動
 潰瘍性大腸炎に長く罹患した患者さんに大腸癌が発生した症例の提示そのものが本号の主題である.

 しかし,本邦におけるその症例数は驚くほど少ないと言わざるを得ない.今の状況で主題として取り上げることは時機尚早という意見も編集委員会ではあった.しかし,潰瘍性大腸炎の内科的治療が主流となって何年にもなり,近い将来これらの症例から率は低いにせよ(欧米でも約3%)癌が発生するはずなのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?