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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻1号

1987年01月発行

今月の主題 電子スコープの現況

主題

電子スコープの特性と問題点

著者: 八尾恒良1 岡田光男1 今村健三郎1 前田和弘1 中村正一1 有馬純孝1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院消化器科

ページ範囲:P.17 - P.25

文献概要

要旨 電子スコープは固体撮像素子(CCD)を先端に装着した内視鏡である.その原理は映像をCCDにて電気信号に変換し,映像コントローラーで処理してモニターテレビ上に映像を作製するという機構より成り立っている.したがって,種々の画像処理など従来のファイバースコープでは考えられなかったことが可能となっている.現在の電子スコープには画素数,ラティチュードの狭さなど,いまだ多くの問題があるが,それでも画像はファイバースコープのそれよりも鮮鋭である.今後CCDやテレビモニターの改良に伴って,限りない診断能の進歩が予測される.上記の事柄について解説し症例を呈示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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