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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻10号

1987年10月発行

今月の主題 胃のDieulafoy潰瘍

主題症例

内視鏡的止血後再出血を来したExulceratio simplex(Dieulafoy)の1手術例

著者: 豊永純1 上田隆1 力武潔1 大曲和博1 鶴田修1 井上林太郎1 池田英雄1 大久保和典1 前川隆一郎1 占部一喜1 佐々木英1 里見隆彦1 中野龍治2 笹栗靖之2 森松稔2 安本寿来3

所属機関: 1久留米大学医学部第2内科 2久留米大学医学部第2病理 3安本病院

ページ範囲:P.1169 - P.1172

文献概要

要旨 患者は75歳,男性.突然の吐血を来し緊急内視鏡検査にて出血性の露出血管を認めたため内視鏡的に局注療法を行い,いったん止血しえた.内科的に治療を行う予定であったが,5日目に再出血し再び局注療法を行うも,再出血したため手術を行い,病理学的にExulceratio simplex(Dieulafoy)の診断を得た.本症例の病理学的所見から本疾患の病態,治療について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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