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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻10号

1987年10月発行

文献概要

病理学講座 消化器疾患の切除標本―取り扱い方から組織診断まで(10)

組織所見と肉眼所見との対応,病変の再構築(1)食道

著者: 中村恭一1

所属機関: 1筑波大学基礎医学系病理

ページ範囲:P.1211 - P.1214

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はじめに

 食道疾患の中で臨床病理学的に最も重要でありかつ問題となることは早期食道癌の診断,特に上皮内癌と粘膜内癌の診断についてであろう.その早期癌の病理組織学的診断では,異形成(dysplasia)と上皮内癌(intraepithelial carcinoma or in situ carcinoma)との鑑別が重要である.ここでは,その組織学的鑑別診断について触れてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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