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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻12号

1987年12月発行

文献概要

今月の主題 早期食道癌の問題点 主題

食道表在癌肉眼分類の新しい提案―内視鏡の立場から

著者: 遠藤光夫1 河野辰幸1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1343 - P.1348

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要旨 食道癌取扱い規約も初版以来20年に近く,改訂によりいろいろと改善されてきた.しかし,X線,内視鏡,病理肉眼型の分類は,各々その呼称が異なっていて不便を感じており,今回,できるだけ同じ分類を使うよう検討された.内視鏡型分類は内視鏡委員会の手で検討を進めたが,ほとんど病理肉眼型分類に準じた分類とした.大きく変わったところはないが,表在型の亜型分類に最近の内視鏡診断進歩の知見を取り入れ,0-Ⅰ(隆起),0-Ⅱ(平坦),0-Ⅲ(陥凹)と分けたうちで,0-Ⅱは肉眼型が平坦に近いものと同時に,深達度をmmまでと予測するもの(もちろんすべて組織診断と―致しない)を念頭に置いて記載するように考慮した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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