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文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻12号

1987年12月発行

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海外文献紹介「Peutz-Jeghers症候群における癌リスクの上昇」 フリーアクセス

著者: 山崎忠男1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.1348 - P.1348

文献概要

 Increased risk of cancer in the Peutz-Jeghers syndrome: Giardiello FM,Welsh SB,et al (N Engl J Med 316: 1511-1514,1987)

 Peutz-Jeghers症候群は消化管の過誤腫性ポリ一プと粘膜や皮膚のメラニン沈着を特徴とした常染色体優性の遺伝性疾患である.この疾患における癌の頻度についての研究は少ないので本症31例について癌発生について詳細に調査した.症例は口内のメラニン沈着,家族歴,小腸ポリポーシスのうち2項目以上を有するもので,病理組織学的に確認されたもの23例,されていないもの8例である.観察期間は平均21±15年であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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