icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸22巻2号

1987年02月発行

文献概要

今月の主題 陥凹型早期胃癌の深達度診断 座談会

陥凹型早期胃癌の深達度診断

著者: 浅木茂1 西俣寛人2 浜田勉3 斉藤建4 武藤徹一郎5 山中桓夫6 八尾恒良7 望月孝規

所属機関: 1東北大学第3内科 2鹿児島大学第2内科 3順天堂大学消化器内科 4自治医科大学病理 5東京大学第1外科 6自治医科大学消化器内科 7福岡大学筑紫病院内科

ページ範囲:P.198 - P.210

文献購入ページに移動
 望月(司会) 本日の主題は“陥凹型早期胃癌の深達度診断”ですが,深達度いかんによっては早期胃癌ではなくなってしまうわけで,あまり早期胃癌ということにこだわらずにお話しいただいたほうがいいような気がします.いつも言うことですが,病理は例えば戦争でも一番後ろからくっついて行く役割ですから,臨床の先生方からどうぞお話しください.

 八尾(司会) 陥凹型早期胃癌の深達度診断がテーマですが,実際に所見会に行くと,深達度はどうですかという話が必ず出るんですね.そうすると,mです,smですという話をしないとどうも具合が悪い.わかりませんというと軽蔑されそうな気がするのですが,深達度診断の根拠が科学的でないように私は感じています.そういうことも含めてご出席の先生方がどのようにお考えなのか,一言ずつお聞きしたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?