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文献概要
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海外文献紹介「胃リンパ腫に対する最近の集学的治療の成果」
著者: 種広健治1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.312 - P.312
文献購入ページに移動Recent results of multimodal therapy of gastric lymphoma: Shiu MH, Nisce LZ, et al (Cancer 58: 1389-1399, 1986)
原発性胃リンパ腫の取り扱いは1970年以降,(1)内視鏡診断,(2)拡大胃切除の回避と術後早期の補助療法,(3)高線量広範囲の放射線照射,(4)多剤併用化学療法の導入,により大きく変貌し治療成績も向上してきた.著者らは1971~1982年の原発性胃リンパ腫46例について,診断治療の進歩による成果を検討した.病期分類(Ann Arbor)はⅠ-E20例,Ⅱ-E9例,Ⅳ17例で,深達度はm~sm8例,pm11例,s以上19例,不明8例であった.
原発性胃リンパ腫の取り扱いは1970年以降,(1)内視鏡診断,(2)拡大胃切除の回避と術後早期の補助療法,(3)高線量広範囲の放射線照射,(4)多剤併用化学療法の導入,により大きく変貌し治療成績も向上してきた.著者らは1971~1982年の原発性胃リンパ腫46例について,診断治療の進歩による成果を検討した.病期分類(Ann Arbor)はⅠ-E20例,Ⅱ-E9例,Ⅳ17例で,深達度はm~sm8例,pm11例,s以上19例,不明8例であった.
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